電圧降下による照明のチラツキについて
先日、コピー機がよく誤作動をしてしまいメーカーに相談してもコピー機自体は特に問題無いと言われたので、調査して欲しいという依頼を受け現地調査へ行ってきました。 結論から言うと、蛍光灯40W*2灯用:8台とコンセント回路が同一回路となっていた為、コピー機の始動時に大きな負荷がかかりそれにより照明がちらついたり、電圧が瞬間的に大きく下がることによって周辺機器が再起動状態となっていることが分かりました。 こういったケースの場合は、コピー機等の容量の大きいものは専用コンセントを設け、その他のコンセントと照明回路を切り分ける電気工事が必要となります。 特にオフィス等でコピー機の設置場所が後から変更になった為、コピー機を動かし近くのコンセントから電源を取ってしまうとこういった現象が起こってしまうことが多いようです。 照明のチラツキはとても不快なもので精神衛生上も良くないと思いますので、早めに改修することをおすすめします。 |
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住宅の照明器具は多すぎず少なすぎずがGood!
基本的な住宅用の照明は間接照明を含めて、なるべく最少数で最大限の効果を発揮出来るようにプランを考える必要があると思います。理由は色々とありますが、まずは電気代を抑えるということと、照明器具は数が増えれば増えるほど、思い通りの演出効果を出すのが難しくなるということです。 よくありがちなパターンとしては、間接照明にこだわりすぎて、この照明を消しているときは、こっちの照明をつけて、逆にこっちの照明をつけているときは、こっちとあっちを消して・・・といった具合に、照明の数分スイッチが増えてしまい、思い通りの演出効果を出すために、スイッチのON-OFFの組み合わせが何通りにも増えてしまい、とても使いにくくなってしまう・・・ということです。 住宅では、モデルルームや展示場等の施設とは違い、普段の生活の使い勝手を最重点において、そこからお洒落な間接照明等を付け加えていくという考え方が良いと思います。 自分がお世話になっている建築屋さんが、まさにその理想系となる建物を作っているのですが、自分と監督さんの合言葉となっているのが「シンプルモダン」で住みやすく、なおかつクロス・外壁・そして照明!!のバランスをセンス良くまとめて価格も購入者に親切な設定となっている優良な建築屋さんがありますので、是非一度監督さんのブログ【入間市の新築っこ】を見に行ってください^^ 監督さんのブログから建築屋さんのホームページへも行けますので、合わせて見に行ってください。 |
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今年もクリスマス・イルミネーションの時期になりましたね。
電気工事という職業柄、大きな建築物や樹木へのLED照明をはじめ様々な照明による商用的なイルミネーションについつい目がいってしまいがちですが、どこか都会的で洗練された商用的なイルミネーションよりも、家族みんなで飾り付けされた家庭的な暖かい雰囲気のあるイルミネーションの方がクリスマスが近づいて来たなーと、実感出来たりします。 しかし、ここ最近の個人宅イルミネーションはご近所で競うように飾り付けをして、イルミネーション点灯中に他の電気を使用すると、ブレーカーが落ちてしまう・・・なんていう話しも沢山聞くようになりました。イルミネーション期間中の電気代も決して安いものではありませんので、計画的な飾り付けをされると良いと思います。 これからクリスマスにかけて、色々な家庭でイルミネーションの飾り付けをされると思いますが、脚立の適正使用(開き止めの使用)や高所からの転落などに気をつけて、ご家族みんなで楽しみながら飾り付けしてくださいね。 |
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●ちょっとした工夫で快適空間
建売住宅などは電気設備に対する予算の都合上、どうしてもセンサーライトなどはオプションとなってしまい、標準のままで生活をはじめると玄関ポーチ・内玄関・廊下などの照明のスイッチの場所がわるかったりして、不便を感じる方が多いようです。 例えば、内玄関の照明のスイッチが玄関を上がって何歩か歩いた位置に設置されていた場合、夜帰宅した際に、真っ暗な玄関を歩いてスイッチのところまで行くようになってしまいます。暗い中手探りで歩くのも危険ですが、なんといっても毎日の生活でこの動作を繰り返すのはとてもストレスになりますし、不便ですよね。 このような時は、既設の照明器具を人感センサー付きの照明器具に交換すれば改善されますのでオススメです。 他のケースでもちょっとした工夫をすることで、とても快適な生活環境を作ることが出来ますので、新築住宅を建てる際などは、しっかりとした「電気設備の設計」と「照明プラン(あかりプラン)」の作成をすると良いと思います。 |
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はじめてマイホームを持つにあたって、電気工事に限ったことではなく
自分の理想的なクロスに家具に照明にエクステリアに・・・と、考える とあまりにも多額な見積もりが来てびっくりされた、オーナーさんは 沢山いるでしょう^^; 「照明は単に空間を明るくするだけでなく、その空間に居る人々の心理的 な面にまで大きな影響を及ぼします。建築工事全体の予算において、照 明プランはほんの小さな割合を占めるに過ぎませんが、居住者への印象 を大きく変えるといっても過言ではありません。」 ・・・ですので、これから住宅の購入を考えている方やリフォームを 考えている方に少しでも参考になればと思い、書かせて頂きます。 照明器具選定にあたって、皆さんが良く勘違いされているのは、安い= 駄目な器具ということです。 確かに高い器具のほうが見栄えがするものは多いかもしれませんが、 その部屋のクロスにあっているか?フローリングの色合いとどう?とか 部屋の広さにあった器具か?とか考えていくと、安価な器具でもシンプ ルで凄くすっきりとした部屋にまとめて、逆に都会的で洗練されたバラ ンスにすることも可能だったりします。 まずは建築屋さんや不動産やさん、工務店さんなどに以来した場合に、 照明器具に割り当てられた予算などを聞いてみると良いでしょう。 次に必ず配線工事に着工してしまう前に、照明の位置やコンセントの 位置などしっかりと確認してください。 ドアを開けたらスイッチが隠れてしまい、閉めないと部屋の照明を つけられないとか(プロが描けばありえない話しですが念のため・・・)、 テレビやエアコンを置く予定の位置にちゃんとコンセントがあるかなど。 もしご心配なかたがいましたら、CADデータや電気図面を送って 頂ければ、無料でチェックしますので気軽に連絡してください。 (あくまでも、このブログに遊びに来てくださった方だけです^^;) 連絡先は、当社ホームページの「電気設備について」をご覧下さい。 だらだらと長くなってしまいましたので、「間接照明について」は次回 に書かせて頂きます。 ではでは。 |
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| 電気工事屋の気まぐれ日記 |
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