原油高騰に便乗したオール電化訪問販売にはご注意を!
ここ数ヶ月の石油の価格高騰は凄いですね。 寒冷地では低所得者に対して、灯油購入費など政府が支援することになったそうです。我が家はオール電化なので、熱源に関しては全く影響は出ていないのですが、なんといっても車のガソリンだけは入れないわけには行きません、正直なところ月々のガス代もかなりな金額になってます。
ここ最近の原油高に便乗して、オール電化をオススメする訪問販売が増えていますが、オール電化住宅を真剣に検討している方は、必ずインターネットなどで下調べしてください。訪問販売に来る業社全てが悪いというわけではありませんが、例えばホームページで宣伝している業者や新聞広告又は雑誌などで宣伝している業者と比べて、圧倒的に危険な場合が多いということです。
以前にも同じようなことを書かせて頂いたことがありますが、もう一度書かせて頂くと、訪問販売に来た営業さんの手口の1つとして、「当社のオール電化システムで施工すれば、他社よりも○○万円安くなります」この時点で知識の無い方は、新聞広告のチラシに入っていた値段と、訪問販売に来た営業さんの言い値を見比べて即決してしまう方が多いようです。ここで気をつけないといけない点として、
①IHクッキングヒーターは3つ口?2つ? ②給湯はエコキュートなの?電気温水器なの? ③施工方法は?
などなど、上げるときりがないのですが、①のIH3つ口2つ口にしても当然値段が違いますし、②のエコキュートと電気温水器でも価格が倍以上違います。③に関しては、一般の方では判断するのは難しいと思いますが、配線ルートをなるべく目立たないように建物の内外の見栄えを損なわないように、しっかりと配線してくれるかや、エコキュートの貯湯タンクを設置するベースになる部分の基礎工事をしっかりとしてくれるかなどなど・・・。それらをふまえた上で○○万円安いというのであれば、良いとは思いますが、やはりどんな業界にも適正価格はあると思います。適正価格より桁違いに高い場合と安い場合は、やはりそれなりの理由があるはずですし、そう疑ってかかってもらって間違いないと思います。
最後になりますが、原油高騰を考慮しなくてもオール電化住宅は色々な意味でおすすめできます。オール電化住宅にするということは、個人的な意見になりますが、家を建てるのと同じくらい重要なことだと思います。ですので、オール電化の工事をお考えの方は、後から後悔することのないよう、価格の面だけに目を向けてしまわないように気をつけてください。
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